美容室のドリンクサーバーにジュースがないワケ

最近の美容室って飲み物を提供するところが多いですよね。カラーやパーマの合間にお出しする飲み物。

でもそのラインナップって「コーヒー」とか「お茶」とかばっかりでジュースが全く無いですよね。

これには勿論様々な理由があります。

なので今回はそれについてサクッと話していこうと思います。

コストがかかるし扱いにくい

お茶やコーヒーの一杯あたりのコストは水道代を含めても5~7円くらいです。

対してジュースの場合はコーラや100%ジュースを例に出すと、一杯あたり10円以上のコストがかかってきます。

一杯だったらそれほど変わらなくても、これが1000杯2000杯ともなればかなり差が出てきますね。忙しいお店だったら月にこれくらいの客数は余裕で来ますでしょうし、全国展開のチェーン店だったら尚更です。

毎月安定した収入を確保できない美容室にとってこのコストは命取りともなり得るのです。なのでなるべく最小限に抑えたいってのが実情です。

加えてお茶やコーヒーって粉末状になっていて水を加えるだけでいいのに対し、ジュースは粉末状にはできず、原液を水やら炭酸水で薄めて飲む為に保管のしやすさにも差がでてきます。

保存期間も粉末状のタイプに比べて液体タイプの方が遥かに短いです。

雑菌が溜まりやすく不衛生になりやすい

ジュースってお茶とかコーヒーに比べて雑菌が発生しやすいんです。

2~3日も経てばあっという間に繁殖してしまいます。しかもベタベタしやすいから注ぎ口が詰まりやすい。

当然飲食店じゃないので正しい清掃方法なんてわからないですし、他の業務が忙しくてドリンクサーバーの清掃に時間をあてられないってのが現状です。

法律に反する

そもそもの話なんですが、実は美容室でお客様にサービスとして出す事自体”食品衛生法”に引っかかるんです。これはジュースに限らずコーヒーやお茶も同じなんです。

更に言うとドリンクサーバーを置くこと自体は違法ではないです。“お客様に出す事を目的として置いてる”のがダメなんです。

逆に言えば“従業員が飲む為だけのもの”という名目であればOK・・らしいです。

殆どの美容室が保健所や衛生管理センターに摘発されてないのも上記の理由で通してるからです。

一応保健所に届け出をすれば正式に設置出来るんですが、そのための条件に飲食物を提供するための設備の確保が必要でこれまた大変なんです。

時間もかかるし、金もかかるし、設備を置くための場所を用意しないといけないですし。多分設備を施してる美容室なんてどこにもないですよ。

まとめ

以上、あげたものが主な理由ですね。

最後の方に法律を理由にあげましたが、ぶっちゃけ1番の理由はひとつめの「コストがかかるし、扱いにくい」だと思いますよ。

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