全就活生に継ぐ!手に職をつけたいという理由で美容師を目指すのはやめたほうがいい

え~、タイトルの通りです。

記事を書く前に先に言っておくと、私は今の仕事に不満があるわけではないです。仕事はしっかり楽しんでるし、やりがいもある。また、本気で美容師を目指そうと思ってる人の事はしっかり応援します!

本気で美容師を目指したいって人は読まない方がいいかもしれないです。ちょっと私の感情が入ってるので。。

そこのところを理解したうえで読んでください。




その1:稼げるようになるまでお金と時間がかかる

まずこれですね。

「専門学校を卒業!美容師免許もとれた!明日からたくさん入客して店長目指すぞ!」

・・なんてなるはずがないです。もう理由は簡単です。

”入客できるほどの知識・技術・スキルを身に付けてないから”

専門学校では確かに練習はしました。カットもしたし、パーマ巻きもやった。カラーの勉強だってやった。

でもその程度のスキルじゃサロンに入っても何の役にも立ちません。

パーマ巻けるとはいっても”薬剤やロッド選定”まで出来ますか?カラーだって正確な配合わかりますか?

間違いなく何もできないでしょう。カットだってせいぜいワンレングス(らしきもの)を切れる程度。。

そうです。これが現状なんです。

学校ではウィッグの練習はたくさんしても”人の頭”では練習してないはずです。要するに人慣れしてないって事です。

これはサロンに入ってから身に付きます。でもそれもすぐじゃないですよ。

最初はシャンプートレーニングから始まって、カラーの塗り方、その他店のスタイルなどスタイリストデビューする前に覚える事がいっぱいあるのです。他には掃除、買い出しなどの雑用。

この現状に耐え切れなくなった人達が皆こう言います。

”なんか思ってたのと違う。こんなはずじゃなかった”・・・と。

デビューまでの道のりは険しい。

ただどれだけ不器用でもいつかは必ずハサミを持てるようになります!まぁこの修行に耐えれるメンタルを持っていて、かつ努力ができる人に限りますけどね。

”水滴石を穿つ”とはこのことですね。

他の専門職の内情を知ってるわけじゃないですけど、中でも美容師は一人前になるまでがかなり時間かかる部類に入ると思います。

その2:プライベート時間がない

ない・・・は流石に言い過ぎですが上にも書いた通り、デビューするまで莫大な練習量と時間がかかります。

営業が終わったら帰宅・・・・ではなく練習!今日もみっちり仕込むぞ~

今日は休みだ~!・・・いいえ、外部講習、コンテストetc...

ただでさえ休みとプライベートの時間が少ないのに、そっからさらに削られます。。

これもやめてしまう人の理由の大部分を占めますね。

ただ最初の半年を過ぎたら自然となじむようになります。私も意外とあっさり受け入れられましたね。

その3:給料が少ない

これはほんとに思います!!私も就職する前からいろんな人に言われていたのですが、まさかここまで低いとは思わなくて正直びっくり通り越してドン引きでした。。

美容室に入社したてのスタッフの平均月給は約17万と言われています。

後述しますが社会保険に加入してなくてこの金額なので、実際は〈国民年金+健康保険〉で大体マイナス¥30000。なので実質14万って思ってもらった方がいいです。

5年くらい修行して、スタイリストになっても稼げなきゃほとんど変わらないです。

さらに10年くらい経って店長クラスに昇格して、やっと30万越えるかってレベルです。

そして練習するための練習道具代でさらにお金がかかります。1ヶ月の道具代だけで余裕で諭吉さんが3~4人飛んでいきます💦

実家暮らしならともかく、独り暮らしだとほとんど手元にお金が残らないです。

スタイリストデビューまでにかかるお金は大体総額20万くらいです。

そんでもってこれだけお金をかけても将来絶対稼げるかって言ったらそんなことはないです。

実際カリスマ美容師って呼ばれて稼いでる人達もいますが、その人達は何百、いや、何千人って人の中から選ばれてるのであって、その他の美容師は並程度しかもらってないです。

まぁこう書くと売れてる人達が最初から選び抜かれたみたいな言い方ですが、あの人達も並み半端ではない練習量と勉強をしてきたから結果が出てる訳で、決して最初から優れてた訳ではないですよ。

これだったらそんな生半端な覚悟で美容師なんか目指すよりも、最初からサラリーマンにでもなった方が絶対いいです。

その4:社会保険が完備されてない

近年、職業による格差社会が問題になっていますが、美容師はというと下の下。もう最底辺に位置しているほど酷いランクです。

かなりの規模の大型チェーン店もありますが、1店舗型の少人数サロンが大半をしめています。

そしてここで出てくるのが社会保険を始めとした”雇用保険””労災保険”に加入しているかどうか。

実はこれらの保険が完備されているサロンは全国の2%にも満たないと言われています(だいぶ前のデータですが)。

理由は様々ですが、個人事業主として経営してるサロンが多い事があげられます。

通常、会社として成り立ってる以上、社会保険の加入は義務付けられてる筈なのですが、個人事業主に限っていえば、加入は任意になります。

美容師という常に収入が安定してるわけではない職である以上、会社としても常にお金に余裕があるわけではなく、そこに社員全員分の保険料という負担が増える事により、経営が困難になって会社を閉める、ってパターンのサロンが後をたたないです。

社会保険の加入が非常にリスキーなものになってしまい、結果未加入の所が増えている。これが現状です。

雇用保険や労災保険も同様の理由で加入してない場合が多いです。

サロンによっては社員に加入を聞くところもありますが、みんな大体口を揃えてNOって言いますね。

やはり給料が低い為、お金の使える幅を狭めたくないってのがありますね。

まとめ

デメリットばかりあげていきましたが、手に職をつけれるってのは間違いないです!

ただ、それまでの時間とそれに見合った見返りが低いって事です。

最初にも言った通り、美容師はとてもやりがいのある仕事で、私も決して真っ向から反対したいってわけではないので、やっぱりやりたいって方は進んでみるのもいいと思います!




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