ヘアカラーが引き起こすアレルギーの脅威について
woman with itchy skin problem on the neck in room

近年進化し続けてるヘアカラー。

技術の進歩により昔に比べて刺激が少ないものが増えてきてますね。そのおかげでカブレや痒みが出ることも少なくなってます。

しかし、アレルギー反応が出る場合は話は別です。そのまま使い続けるのは非常に危険です!

今回はカラー剤が引き起こす、アレルギーの脅威性について書いていきます。




そもそもアレルギーとは

カラー以外にも花粉や特定の食物に反応して起こるアレルギーですが、何が原因で起こるのでしょうか。

アレルギーとはある特定の物に対して免疫反応が過剰に起こる状態です。

通常、体内に細菌やウイルスが侵入すると体の中で抗体が作られて、その異物を除去しようとする「免疫反応」が出ます。

ところが、本来は体に害を及ぼさない物質に対しても除去しようとする働きが起きてしまうことがあるんです。そして攻撃はその物質だけに留まらず、自分の体までも傷つけてしまう。

この作用がアレルギーです。

なぜカラーでアレルギーがでるのか

アレルギーを起こす原因となるのが、カラー剤の中に含まれるジアミンと呼ばれる人工染料です。このジアミン色素で最も多いのがパラフェニレンジアミンと呼ばれるものです。

現在販売されてる酸化染毛剤(アルカリカラー)はすべてこのジアミン色素が含まれています。

症状

軽度の場合だと、接触性皮膚炎のように頭皮がかぶれたりヒリヒリするといった症状なので、ただの頭皮かぶれと見分けがつきにくいです。

これが重度の場合になりますと、頭皮だけではなく首筋や鎖骨のあたりにまで湿疹や腫物ができたり、顔が腫れたりします。さらに最悪な状態になると全身に湿疹がでたり、呼吸障害が出るなど非常に危険な状態になります。

ちなみにアレルギーには「アレルギー物質を服用後、すぐに症状が出る”即時型”」と「すぐに症状が出ずに3~4日あけてから発症する”遅延型”」がありますが、遅延型の方が恐ろしいです。時間をあけるため、ヘアカラーが原因だと気づかない可能性があり、そのまま次のカラーをすれば症状は以前よりも酷くなるからです。

また、アレルギーというのは恐ろしく、これまで一回も発症したことがないのに、ある日突然症状が現れたという事が起こります。

ジアミンの配合量が少なければ大丈夫?

そんなことは全くありません!少量でもアレルギー物質はアレルギー物質です!

食物アレルギーと同じです。そっちも少量含むだけで湿疹ができるほか、最悪アナフィラキシーショックを起こします。

例えばウエラ社の「コレストン」シリーズも、「ジアミンをほとんど使用してない、かぶれにくい」と記載されてますが、だからといってアレルギー反応が全く出ないとは限りません。ジアミンが入ってるのには変わりないんですから。

ちなみにヘアカラーでアナフィラキシーショックを起こしたという報告は聞いたことはありませんが、アレルギー物質である以上、起こす可能性はなきしもあらずです!警戒するにこした事はないでしょう。

予防

アレルギーは一回発症してしまうとほぼ永久的なうえに、アレルギーそのものを抑える術がありません。

また、上記したように「前回カラーしたときは平気だったのに今回は異常がでた」というのが普通に起こりえますので、カラーをする際は必ずパッチテストを行うように心がけましょう。面倒ですが、正直これくらいしか予防できる手段がないのです。

そして少しでも症状が出たら、今後の使用は絶対に控えてください。

おしゃれ染めの場合ですと我慢しなければなりませんが、グレイカラーの場合でしたらヘナカラーの使用をおススメします。

ヘナカラーでしたらジアミンも含まれていませんし刺激自体も少ないので、アレルギーではないが頭皮がかぶれるといった人も利用できます。

ただし植物性アレルギーを持ってる方は、もしかしたら症状がでるかもしれませんので、やはりパッチテストは行った方がよいでしょう。

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