
夏もいつの間にか終わりの兆しが見えて、気づけば雨日和ですね。
でも雨と言えば湿気。。髪がいつもよりうねったり逆にぺったんこになって扱いづらいですよね。そしていつものようにクセ伸ばしのアイロンを入れようとする・・・・
ん?あれ!?こんなところに枝毛が!しかも縮れ毛までっ!?
なんてようにいつのまにかできてることがありますよね。でも何故できてしまうのか。是非とも原因を突き止めたいところ。
というわけで記事へGO!
原因は髪の手入れ方法にあり
濡れたまま寝る
まず原因の一つとして挙げられるのが、前回の記事でも書いた"髪が濡れたまま寝る"ことです。髪同士の摩擦によりキューティクルが剥がれ、そこから枝毛が発生してしまうのです。イメージ的には「さけるチーズ」をさくのとおなじです。ささくれが出来てそこから剥がれていきます。
アイロンの誤った入れ方
二つ目の原因としてアイロンの熱を同じ箇所にあて続けたことが当てはまります。アイロン自体も高温になればなるほどキューティクルへのダメージは大きくなっていくのですが、キューティクル以上に毛皮質にダメージが加わります。
毛皮質は無数の麺状のたんぱく質により形成されており、そこに熱が加わることによってタンパク質が変形、髪は真っ直ぐな形を維持できなくなり縮れ毛が発生するわけです。
負担の大きい施術後のホームケア
最後はこれですね。例えばパーマとカラーを同時にやった場合、髪への負担は大きくトリートメントでケアしてあげなければいけません。
施術の際にアルカリ剤が何度も行き来しているため表面のキューティクルは剥げ始め、毛皮質のタンパク質も非常に不安定になっています。
補修はできるの?
枝毛や縮れ毛の場合、残念ながら補修はおろか修復すら出来ません。もうそうなってしまったらそこは切るしかありません。
髪はケラチンというタンパク質で出来てます。タンパク質というのは一度形が変わると二度と元には戻せないんです。
例えとして挙げますと、卵ってタンパク質でできてますよね。生卵を熱すると白身と黄身が固まりますよね。あれもタンパク質が変形してるからなんです。そしてもし、その卵を元の生卵の状態に戻せと言われたら出来ないですよね。
それと同じです。アイロンで縮れてしまった毛はゆで卵と一緒なのです。
ちなみにまだキューティクルが剥げ始めの段階や、髪がハリコシがなくなるくらいの状態だったらまだ補修はできます。ただし完全に元にはもどりません。
このように髪に過度にダメージが溜まっていくと修復不可能な段階にまで陥ってしまいます。なので必ず髪に異変を感じたり、サロンで髪に負担の大きい施術をしたら家でトリートメントでケアしましょう!そしてそれ以上ダメージを与えるようなことはしない事です。