
こんにちは、Fujiです。
今回は髪が濡れたまま寝ると髪が傷むのかどうかについて答えていこうと思います。実際にお客様もよく聞かれますし、夏なので暑くてドライヤーかけるのが嫌だという人も多いと思うので。
それでは記事の方へgo!
濡れてるときの髪はどうなっている?
まず濡れてる時ですが、髪は水分を含んで膨潤しています。そしてキューティクルが開いた状態になっています。
さらに髪の中のS-S結合が一時的に切断された状態になり、この時に乾かせば水素結合により髪が再び形をもってくれるわけです。
このようにキューティクルが開き軟らかくなった毛髪はトリートメントやパーマ剤の浸透には最もうってつけな状態になってるわけです。
髪は非常にデリケートになってる
膨潤して軟らかくなったということは、外部からの衝撃で変形しやすくなってるということです。
そして本題の濡れたまま寝ると髪はダメージを受けるのかという問いに関しては上記を読んでもらえれば大体察しがつくと思いますが答えはyesです。軟らかくなったタンパク質に頭の圧力がかかれば毛皮質にダメージが入ってしまいます。さらにキューティクルも開いた状態なので、そこに髪同士の摩擦がおきればキューティクルも傷んでしまいます。
最初の1、2日じゃわからないと思いますが、それを一か月続けてみるとわかるようになります。タンパク質が押しつぶされハリコシが無くしなっていて、キューティクルも摩擦でぼろぼろになり髪の手触りも悪くなることに。
さらに毎朝アイロンがけをするとなったらますますダメージが加速していくことに・・。摩擦でぼろぼろになったキューティクルにさらなる追い討ちをかけることになります。
悪影響なのは髪だけじゃない
実は濡れたまま寝ることで影響を及ぼすのは髪だけじゃないんです。この状態になったことにより頭皮に雑菌が溜まりやすくなってしまうんです。
髪が濡れてるということはそこの湿度が上がっているということ。そして頭皮は熱を放出していますね。
ということは・・・・・雑菌が非常に繁殖しやすくなっているんです!
雑菌が繁殖すると臭いの原因になりますし、雑菌が毛穴に入り込んで育毛の妨げにもなります。
なのでよく見かける「濡れたまま寝るとハゲるよ」というのはこのことだったんです。実際どんなに寝る前に育毛剤をつけたりマッサージをしたりしてもこれでは意味がないですよね。
このように濡れたまま寝るというのは髪と頭皮に相当な負担をかけるので、面倒でも完全に乾かしてから寝るようにしましょう!